ストレス」に関する法則:ヤーキーズ・ドットソンの法則とセリエの全身適応症候群の組み合わせ
累積ストレスの強さとパフォーマンス(効率)の関係
「孤立感」 「適度なストレス」 「高ストレス」
縦軸↑:パフォーマンス(効率)
横軸→:累積ストレスの強さ
1.ストレスが少なくても、パフォーマンス(効率)は低下する。
「孤立感」を感じつつも、何か行動してみようとする気力が生じない。
仕事をリタイヤした一人暮らしの高齢者に、良く見られるケースである。
2.適度な範囲の累積ストレスは、パフォーマンス(効率)を向上させる。
しかし、その累積ストレスが多くなって来ると、自然と効率が落ち始める。
3. どういう気持ちが生じたら、要注意なのだろうか?
仕事上でも、プライベートでも、つらくて「重く」感じた時が要注意である。(つらくて重い=「重荷」)
その時には既に、「高ストレス」領域に入っていると認識し、高ストレスを発散するとともに、心身を癒すために良く眠ることを意識して、高ストレスからの回復を目指すことが求められる。
4.この状態を放置していると、「うつ病」を発症する。