2020.2.12
ストレス」に関する法則:ヤーキーズ・ドットソンの法則とセリエの全身適応症候群の組み合わせ

ストレス」に関する法則:ヤーキーズ・ドットソンの法則とセリエの全身適応症候群の組み合わせ

累積ストレスの強さとパフォーマンス(効率)の関係

 「孤立感」      「適度なストレス」    「高ストレス」

縦軸↑:パフォーマンス(効率)

横軸→:累積ストレスの強さ

1.ストレスが少なくても、パフォーマンス(効率)は低下する。

「孤立感」を感じつつも、何か行動してみようとする気力が生じない。

仕事をリタイヤした一人暮らしの高齢者に、良く見られるケースである。

2.適度な範囲の累積ストレスは、パフォーマンス(効率)を向上させる。

しかし、その累積ストレスが多くなって来ると、自然と効率が落ち始める。

3. どういう気持ちが生じたら、要注意なのだろうか?

仕事上でも、プライベートでも、つらくて「重く」感じた時が要注意である。(つらくて重い=「重荷」)

その時には既に、「高ストレス」領域に入っていると認識し、高ストレスを発散するとともに、心身を癒すために良く眠ることを意識して、高ストレスからの回復を目指すことが求められる。

4.この状態を放置していると、「うつ病」を発症する。