2020.2.4
旧石器時代から現在までの気候の変化(日本)

旧石器時代から現在までの気候の変化(日本)

  • 日本列島では、3万8千年前に旧石器時代が始まり、その石器の遺跡が出土。その頃の平均気温は、現在に比べて-8℃と低く氷河期の時代。
  • 2万5千年前は、最寒冷期で現在に比べて平均気温は-11℃と低く、海面は現在より120m下がり北海道とアジア大陸は陸続きだった。
  • 縄文時代は、1万6千5百万年前に始まり最初は寒い時期だったが、1万年前には氷期が終わり平均気温も現在より-5℃に上昇。温暖化と海進が進み日本列島は海に囲まれる。
  • 1万年前には、世界各地で農耕が始まるが、日本では狩猟採集の期間が長く、3千年前の弥生時代まで続く。
  • 縄文時代の遺跡からは、武器が見当たらず平和な時代であったと推定される。現在の日本人にも、縄文人の遺伝子が色濃く残っている。

注)参考文献:「ホモ・サピエンスの歴史」人類史研究会著・2017年7月19日発行